最後に
ここまで思い出しながら、L-tripの記憶を書き連ねてきた。
既にところどころ思い出せなくなってきている。
記憶とはあいまいな物、悪い記憶も都合のいい記憶に書き換え、人間は同じミスを犯す。
そのための備忘録として、そして携わっていただいた方々への感謝の意として書いてきた。
支えていただいた株主、関係会社の方々、家族、そして事業メンバー
全ての人に感謝を伝えたい。
様々な学びがあったが、この事業からたくさんのことを学んだ。
最後の3つ。
・稼げないことは悪である。
稼げない事業は悪である。まず銭を稼ぐ。
キャッシュがない限り成長せず、スケールもしない。
鉄則である。
・いつかは決断の時が来る
何かを始める時、明確に芯を持っている人は少ない。
ほとんどの人がそうだと思う。
そうでないと、物事は進まない。
だから、事業を始める時こそ見切り発車でいいと思う。
しかし、必ずどこかで選択を迫られることがある。
その時のために「本物」は必ず見つけておかなければならない。
・ビジネスには敬意が必要
仮にビジネスがうまくったとして、他人に対しての敬意がないものは痛い目にあう。
ビジネスは知っていても、人への敬意の示し方を知らない人は多い。
人・物・金・情報の交換のビジネスの本質は、人と人との取引である。
どんなに偉くても、人を対等に思えない人は取引の土壌にも立てない。
今の自分には一番足りないものである。
これからもたくさんの事業を作っていきたいし、熱く張って戦っていきたい。
暫くは旅行系のビジネスはしたくはないが、いつかきっとこの経験が生かされるよう、手を抜かずひたむきに経営者としての階段を進んでいきたい。
時がきたら、また別の形で日記を始めようと思う。
では、またどこかで。