旅を仕事にしようとした日記

L-tripの事業活動日誌。色々整理しながら書き連ねます。

L-tripのはじめたキッカケ

今回は、なぜガイドの仕事を始めたのかという話。

 

 

理由は二つ。

①起業して目立ちたかったから

②すぐにはじめられるから

 

 

①起業して目立ちたかったから

小さな時から「自分で何か立ち上げ、世の中に何か生きた証を残したい!」という漠然とした思いはありました。

 

 

なぜかはしりません。

親にそうしむけられたのか?三男からなのか?アメリカ生活が良かったのか?

 

 

ただ、目立ちたがり屋で、新しい物好きで、アクティブな子供だった事は覚えています。

 

 

その中でも、起業をしたいという思いは特にありませんでした。

 

 

ただ目立ちたいだけ。それだけでした。

 

 

しかし、起業を意識させる転機がありました。

 

 

大学4年生の時のシリコンバレーでのインターンです。

 

 

大学と企業の提携プログラムで、海外に行けて、40万円の補助がもらえるという超贅沢なプログラムに目がくらみ応募をしました。

 

 

アップル・グーグル・フェイズブックなど少しは誰もが憧れるイノベーティブな企業の本社がある事は知っていましたが、

単純に「新しい世界を見てみたい」という好奇心だけで向かいました。

 

 

このインターンは、ハッカソンなど実務的なことをするものではなく、現地にいる投資家・経営者など普段会わないような方に出会い、話を聞くというものでした。

(ワークショップはありましたが、今回はその話は省きます)

 

 

僕はもともと日本でいう「理系出身」なので、研究者の道も考えていたため、医学系の研究員をされている方の話も聞きました。

 

 

そして、話を聞く中で、どの人にも共通して持っているものを感じました。

 

 

「自分がやりたいと思ったら、なんでもすぐトライする」

 

 

シリコンバレーの人々が持つ「オープンマインド」や「失敗を許容してくれる環境」が非常に心地よく、

また、ここでの出会いから「起業」に興味を持つようになりました。

 

 

②すぐに始められるから

「起業」にあこがれを持ちましたが、何をするか?

 

 

ここが肝心なわけですが、当初は自分の専門で、学生起業家ではいないバイオ分野で事業を立てようと試みます。

 

 

その為に、知識とシーズを探りに行こうと思い、大学院に進むわけですが、

 

 

研究室の先輩や研究員の方などの話を聞いても、すぐに起業できるわけではなく、

日本の大学は米国とは違い、学術機関の色が強いと確信をしました。

(学部の関係もありますが)

 

 

一方、生物の知識はいいとして、人・物・金の仕組みを作る経験をどこかで積まないといけないと思うようになりました。

 

 

当時はお金もなかったので、

「コストがかからず」、「今すぐでき」、かつ、「目立つ」分野で挑戦と考えました。

 

 

その結果、趣味の旅行とも相性が合うガイドサービスを始める決断をしました。

 

 

コンセプトは、

「日本にはまだまだ沢山の魅力が眠っている。その知る人ぞ知る魅力をもっと世界へ届ける架け橋になろう」

という理念のもと「Local」と「Trip」を架け橋の「‐」でつなぎ、

 

 

「L-trip」(ルートリップ)と名付けたわけです。

 

 

この理念には、穴があるのですが、それはまたおいおい。

 

 

非常にシンプルな動機です。