旅を仕事にしようとした日記

L-tripの事業活動日誌。色々整理しながら書き連ねます。

法律 その1

 お久しぶりです。

 

 

今回は以下3つの法律に関するテーマ。

 

 

①旅行業失敗

②ニコイチガイド

③契約書

 

 

①旅行業失敗

 出資当初、旅行業の取得で生計を立てようと考えていました。

 

 

お金も揃い、書類も揃え、人も揃え、準備は完璧でした。

 

 

しかし、最後にネックになったもの

「学生」

 

 

当初、旅行取扱管理者の資格保有者が学生でした。

 

 

ANTO(全国旅行業業界)の推薦状もなんとかもらい、大阪観光局へいきました。

 

 

法律としては、事務所に常駐で連絡が取れる人がいないといけません。

 

 

学生だから、常に事務所で電話が取れるとは限らないでしょ?とかなんとか。

 

 

携帯があるこの時代、形骸化した法律に嫌気が差した日でもありました。

 

 

工夫仕様によっては、突破できたかもしれませんが、ここで旅行業の取得を頓挫しました。

 

 

②ニコイチガイド

 有償で、通訳ガイドをするには資格が入ります。

 

 

通称 : 通訳案内士。合格率も10%台というかなり厳しいものです。

 

 

ご存知の方も多いと思いますが、今年の1月4日に法改正があり、誰でもガイドができるようになりました。

 

 

今では、実質無力。

 

 

去年はどうしてたかというと、

通訳とガイドを分けるという荒業を使っていました。

 

 

通訳で1人、ガイドで1人のニコイチガイド。

 

 

物は言いようで、別に違法ではありません。

 

 

このヒントはhuberというガイドマッチングサービスを提供する会社からいただきました。

 

 

今もきっと元気なはず。

 

 

今はもうこれをする必要はないですが、ガイドの需要はやはり高いです。

 

 

案内サイト・ガイドブックがどれだけ流行っても、人間は聞き情報の方が情報取得が楽なようです。

 

 

Google home, Amazon echoが流行るのもその理由。

 

 

 

③契約書

台湾の旅行会社と契約を交わす時に、非常に体力をつかいました。

 

 

一体どちらの国の法律に従うのか?

相手は日本法人なのか?海外法人なのか?

金銭の漏れはないか?

 

 

ざっくばらんな性格でも、ここは非常にセンシティブに考えました。

 

 

頼ったのは学校の法律相談所。

 

 

大学初の技術ベンチャーは多く、特許・技適など技術に関する法律はかなり複雑で、

 

 

どの大学にもそれ用の法律相談所があります。

 

 

お世話になっている教授の方にご紹介をいただきました。

 

 

個人でも法律事務所をやっている方で非常に丁寧に見ていただきました。

 

 

結果的には無事契約締結し、取引をすることができましたが、契約は相手を信じ、疑わないと納得いかないため、大変な労力を費やしました。

 

 

というのが、3つの印象に残ったリーガルな経験。

 

 

学びとしては、、、ま、また次回。