旅を仕事にしようとした日記

L-tripの事業活動日誌。色々整理しながら書き連ねます。

日本帰国後、ニッチ戦略をうつ

16年10月あたりの話だと思います。

 

 

台湾滞在中に、旅行社をまわりパンフレットを取り揃えました。

 

 

雄獅、富山、東南、燦星、可樂旅行社などの大手旅行社だけでなく、小さい個人経営の旅行社を含む30社ほど集めました。

 

 

パンフレットから、傾向と対策を分析し、

 

 

似たようなものを作るよりは、取りおきそうにない商品を作ることにします。

 

 

京都伏見稲荷や大阪周遊ツアー・クルーズ旅行など定番ルートの団体旅行が多かったため、

FIT(個人旅行者)向けのニッチな商品を作ることにしました。

 

 

大阪箕面の茶室を貸しきった茶道体験・和菓子作り体験からビール工場見学ツアー、畑で収穫料理体験など、様々な体験ツアーを試作し、実施しました。

 

 

当初の計画としては、最初は留学生を集めて、ウケのいい物から、観光客向けの商品として再び台湾へ売りに行くという段取りでした。

 

 

ここで二つだけ穴があります。

・ニッチには理由がある

・個人旅行の集客の難しさ

 

 

・ニッチには理由がある

なぜだれもやらないのか?

 

 

この視点は非常に重要で、

ニッチ戦略は「顧客・事業者側にとって魅力的でかつ、知りにくい・手に入れにくい」もの出なければなりません。

 

 

今回は、なぜ誰もやらないのか考えずに行ってしまいました。

 

 

 ・個人旅行の集客の難しさ

2,3人組をこつこつ集めないといけないため、非常に手間がかかり損益分岐点を超えるのが非常に難しいです。

 

 

細かに人数が揺れ動くため、集客リスクが非常に高い。

 

 

また、僕らは場所を持っているわけではないので、向こう(お店や施設)の都合もあわせなければなりません。

 

 

上の二つのリスクの他に利益率が悪く、いっこうに食っていける事業にはなりえませんでした。

 

 

そこで、口コミの爆発を加速させるための販促を行い、かつ、手配の幅を増やすための旅行業の取得をめざすようになります。

 

 

この時、初めて資金調達を検討するようになります。

 

 

次回は資金調達について。